【UI考察】Google Toolbar v.s. Windows Live Toolbar
- 2008.05.20 Tuesday
- 01:00
今回はプログラミングから離れて、ユーザインターフェイスに関して考察してみたいと思います。
とは言っても一般論なんて語れるほどの知識もスキルもないので
具体例をあげて考察してみようとおもいます。
今回とりあげるのはタイトルの通りGoogle ToolbarとWindows Live Toolbarで、その検索文字列入力窓に関してのみ語りたいと思います。
上記は画像は上がGoogleToolbarで下がWindowsLiveToolbarです。
当Blogを見る人は、たいていが
GoogleToolbarは見慣れているけど、WindowsToolbarは見たことがない
っていう人が多いのではないかと思います。
でも、以外にWidowsToolbarはよくできていると私は思っています。
ちなみに普段はGoogle Toolbarを使っているので慣れているから好いと言っているわけではありません。
ではこの二つの検索窓の違いを見ていきたいと思います。
見た目に関しては、共にテキスト入力をするボックスは同じですが、
【Google Toolbar】
コンボボックスの形になっており、「検索」というテキストがあります。実際には「検索」というテキストはボタンになっています。
【Windows Live Toolbar】
テキストボックスと検索を意味するであろう虫眼鏡ボタンが配置されており、小さくブルダウンボタンがあります。また、検索文字列入力用のTextBoxと示唆するように「ウェブを検索...」と記されているのは親切だと思います。
ではアクションはというと、
【Google Tool bar】
テキスト入力をすると、入力されたキーワードで過去の履歴で保管するリストがプルダウンリストとして出てきます。
ボタンを押すと、すべての履歴が表示されます。
【Windows Live Toolbar】
テキストボックスにカーソルを合わせると、履歴がプルダウンリストに表示されます。
さらに文字を入力すると検索が絞られていきます。
と、まあ見た目は一緒だけど、アクションはかなり違います。
Google Toolbarが検索文字を入れると過去からの検索文字列を選ぶという部分を分けているのに対して
Windows Live Toolbarはとにかく検索文字を入れるという行為と過去のリストから選ぶという行為が同じアクションから実行できます。つまり、Windows Live Toolbarはユーザが検索をしたいという意思表明をすれば
そこからできるだけの情報を提示してくるわけです。
このすぐれたWindows Live Toolbarを見るとGoogle Toolbarに関して疑問が沸き起こります。
はたして、誰がプルダウンボタンを押すのか?と、
このボタンを使う人はいるのかと・・・
大量の履歴から探す行為をする人はいるのか?
そもそもこのボタンを意味が直観的にわかりにくくないか?と
かなり否定的な意見を羅列したが、正直不要だと思うだけです。
昔からあるコンボボックスやブルダウンといったUIはリストから選ぶというのが目的ですが、
入力することが目的である場合は、なんとなく見た目から発する利便性の優先順が間違っているように思えます。
だって「とりあえずボタンを押せよ」というデザイナーの無言の主張があります。
今回のように検索したいという要求から検索文字列を入力するアクションにユーザを導こうとするなら
Windows Live Toolbarのほうが効果ありと考えていいのではないでしょうか。
と言っても肝心の検索機能が駄目だとどうしようもないわけですが・・・(笑)
今回はGoogleToolbarのGマークとWinows Live Toolbarの小さくプルダウンボタンに対しては言及していません。両者ともここの機能的目的は同一のものなのですが配置が違います。こういったことを考慮すると、シナリオによってはGoogleToolbarのほうが使いやすいかもしれませんが、今回は議論をさけました。
とは言っても一般論なんて語れるほどの知識もスキルもないので
具体例をあげて考察してみようとおもいます。
今回とりあげるのはタイトルの通りGoogle ToolbarとWindows Live Toolbarで、その検索文字列入力窓に関してのみ語りたいと思います。
上記は画像は上がGoogleToolbarで下がWindowsLiveToolbarです。
当Blogを見る人は、たいていが
GoogleToolbarは見慣れているけど、WindowsToolbarは見たことがない
っていう人が多いのではないかと思います。
でも、以外にWidowsToolbarはよくできていると私は思っています。
ちなみに普段はGoogle Toolbarを使っているので慣れているから好いと言っているわけではありません。
ではこの二つの検索窓の違いを見ていきたいと思います。
見た目に関しては、共にテキスト入力をするボックスは同じですが、
【Google Toolbar】
コンボボックスの形になっており、「検索」というテキストがあります。実際には「検索」というテキストはボタンになっています。
【Windows Live Toolbar】
テキストボックスと検索を意味するであろう虫眼鏡ボタンが配置されており、小さくブルダウンボタンがあります。また、検索文字列入力用のTextBoxと示唆するように「ウェブを検索...」と記されているのは親切だと思います。
ではアクションはというと、
【Google Tool bar】
テキスト入力をすると、入力されたキーワードで過去の履歴で保管するリストがプルダウンリストとして出てきます。
ボタンを押すと、すべての履歴が表示されます。
【Windows Live Toolbar】
テキストボックスにカーソルを合わせると、履歴がプルダウンリストに表示されます。
さらに文字を入力すると検索が絞られていきます。
と、まあ見た目は一緒だけど、アクションはかなり違います。
Google Toolbarが検索文字を入れると過去からの検索文字列を選ぶという部分を分けているのに対して
Windows Live Toolbarはとにかく検索文字を入れるという行為と過去のリストから選ぶという行為が同じアクションから実行できます。つまり、Windows Live Toolbarはユーザが検索をしたいという意思表明をすれば
そこからできるだけの情報を提示してくるわけです。
このすぐれたWindows Live Toolbarを見るとGoogle Toolbarに関して疑問が沸き起こります。
はたして、誰がプルダウンボタンを押すのか?と、
このボタンを使う人はいるのかと・・・
大量の履歴から探す行為をする人はいるのか?
そもそもこのボタンを意味が直観的にわかりにくくないか?と
かなり否定的な意見を羅列したが、正直不要だと思うだけです。
昔からあるコンボボックスやブルダウンといったUIはリストから選ぶというのが目的ですが、
入力することが目的である場合は、なんとなく見た目から発する利便性の優先順が間違っているように思えます。
だって「とりあえずボタンを押せよ」というデザイナーの無言の主張があります。
今回のように検索したいという要求から検索文字列を入力するアクションにユーザを導こうとするなら
Windows Live Toolbarのほうが効果ありと考えていいのではないでしょうか。
と言っても肝心の検索機能が駄目だとどうしようもないわけですが・・・(笑)
今回はGoogleToolbarのGマークとWinows Live Toolbarの小さくプルダウンボタンに対しては言及していません。両者ともここの機能的目的は同一のものなのですが配置が違います。こういったことを考慮すると、シナリオによってはGoogleToolbarのほうが使いやすいかもしれませんが、今回は議論をさけました。