【Book】配色デザインのルール
- 2008.10.18 Saturday
- 19:36
配色デザインのルール―美しい色の組み合わせにはワケがある。
世の中には色の違いというと単色の印象の違いのみを頭に思い浮かべてしまい、
複数色による効果をまったく考慮せず、効果的な配色ができていない
というようなアプリケーションがたくさん存在していると思いますが
そういうアプリケーションを作ってしまう開発者さんにおすすめです。
この本は「色相」「明度」「彩度」「トーン」といった色の色を分類するための概念が簡単に紹介され、後はサンプルをいっぱい並べています。とくに原則がどーのこうのとか、認知心理学的にどーのこうのとかこう難しいことはいっさい書かれていません。
この色の組み合わせによる配色は、こういう印象を受けるとか
それだけが書かれてます。だから、便利なんです。ええ。ペラペラ開いて自分がいま必要としている配色を探し、そこに書かれている効果を確認し、
適用するべきと判断したら、本に書かれているRGBを採用すれば良いだけです。便利ですよね?
ということでお勧めです。
ちなみに本の表紙と中身の印象があからさまにミスマッチしています(笑)